学問空間 suzukikotaro’s diary

gooブログから引っ越してきました。

井原今朝男『中世の借金事情』

井原今朝男氏『日本中世債務史の研究』

投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2011年12月17日(土)07時53分59秒 アマゾンから、----------「井原今朝男の『日本中世債務史の研究』、Amazon.co.jpでお求めいただけます。以前「日本史 > 鎌倉」関連の秋山哲雄の『都市鎌倉の中世史―吾妻鏡の舞台と主役たち (歴…

深刻癖

投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2010年12月10日(金)23時55分6秒 >azumaさん>過剰生産から生じるデフレ、さらに通貨安競争まで発展してインフレに、押し詰まったところで恐慌を引き起こします。そして戦争に・・ 経済活動を考えるときには、基本的なスタンスと…

法律学の息苦しさ

投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2010年12月 9日(木)01時16分29秒 念のため書いておくと、債権の発生原因は契約・事務管理・不当利得・不法行為に限定される訳ではありません。公法上の債権、例えば交通違反の反則金支払請求権などはいずれにも該当しないですね…

林檎殺人事件

投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2010年12月 8日(水)00時06分38秒 >azumaさん筆綾丸さんが言われるように、私もazumaさんの議論は井原氏の誤解に引きずられているように感じます。筆綾丸さんが不法行為について触れられているので、私は契約について論じてみま…

「債務契約」について─その2

投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2010年12月 7日(火)22時10分33秒 (承前)また、社会生活上非常に重要な債権の発生原因である契約についての第二章は以下のように構成されています。 第二章 契約 第一節 総則 第一款 契約の成立 第二款 契約の効力 第三款 契約…

「債務契約」について─その1

投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2010年12月 7日(火)22時04分5秒 歴史研究者は民法典をじっくり見る機会などあまりないと思いますので、基礎的なところから説明します。民法は次のように構成されています。 第一編 総則 第一章 通則 第二章 人 第三章 法人 第四…

>azumaさん

投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2010年12月 7日(火)03時35分8秒 夜中にゴソゴソ起き出して1時間ほどレスを書いていたのですが、作業途中で文書を保存していたにもかかわらず、何故かパソコントラブルで消えてしまったので、今日は投稿できません。また後で書き…

青切符

投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2010年12月 6日(月)00時21分40秒 はあ~。とうとうスピード違反で警察に捕まってしまいました。快晴に恵まれた日曜日、関越自動車道で雪化粧した山々を見ながら気分良く走行していたところ、後続のクラウンの上に何か点滅するも…

北条王朝

投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2010年11月16日(火)01時49分24秒 >azumaさんいつもありがとうございます。『中世の借金事情』については弱い者いじめみたいな感じになってしまって、ちょっと書きづらかったですね。書こうと思っていた批判のポイントは以下の通…

ご連絡

投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2010年11月 5日(金)00時16分19秒 後で書くといっておきながらそのままにしていることが山ほどありますが、『中世の借金事情』を検討した頃から少しずつ掲示板への投稿が重荷になっていたので、ちょっとお休みさせていただきます…

「近代債権論」の謎

投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2010年 8月 6日(金)00時24分23秒 >筆綾丸さん井原氏は「近代債権論」を厳しく批判されるのですが、実は私、今までこの言葉を聞いたことがなかったんですね。そこで、ふと、この言葉はどんな使い方をされているのだろうと思って…

step by step

投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2010年 8月 4日(水)00時07分3秒 「現代と中世の借金(2)」http://www.axis-cafe.net/weblog/t-ohya/archives/000650.html 大屋氏が「現代と中世の借金(2)」で『中世の借金事情』p3を引用している部分の直後に、同書では次のような…

コインの裏表

投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2010年 8月 3日(火)01時27分18秒 今日は信濃川河川敷の土手に寝そべって、日本一を自称する長岡の花火大会を見ていました。途中までは柏崎の方がよかったなあ、などと思っていたのですが、だんだん迫力が増してきて、最後の方は…

身近な応用問題

投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2010年 8月 2日(月)00時38分17秒 [設問]暴力団の構成員であるAさんは、所属暴力団が行っている野球賭博において、顧客の注文を胴元に取り次ぐ大切な仕事をしています。あるとき、大口顧客の相撲取りであるBさんが、300万円分…

身近な応用問題

[設問]ある日突然、A氏が歴史学者のB教授を訪問したとします。A氏は、「自分はあなたの父親の友人で、30年前、あなたの父親に1年後に返済するとの約束で1000万円貸したが、返済されていない。そこで相続人であるあなたに元本と1年分の利息、そして2…

「債務者と債権者の共存」

投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2010年 7月30日(金)01時51分43秒 前の投稿で「一冊の本や論文の核心ではない部分の誤りを見つけて鬼の首を取ったように騒ぐ」と書いたので、私が「おおやにき」の井原今朝男氏に対する批判を「核心ではない部分の誤り」の指摘に…

『中世の借金事情』

投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2010年 7月17日(土)09時56分8秒 「おおやにき」というブログで井原今朝男氏の『中世の借金事情』(歴史文化ライブラリー、吉川弘文館、2009)がずいぶん厳しく、というか「買ったり読んだりする価値のまったくない本」とまで酷評…