2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧
※追記(2026.8.5)『高校生新聞』はリンク切れのようなので、東進ハイスクールの記事を追加しておきます。https://www.toshin.com/kyotsutest/2022/kokugo_question_3.htmlhttps://www.toshin.com/kyotsutest/2022/data/643/kobunn.pdf 投稿者:鈴木小太郎 …
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2022年 1月30日(日)13時12分5秒>筆綾丸さん>「鎌倉期の武家女性は婚姻関係の明白な状態を潔としており」その箇所、私も気になりました。星論文には多数の参考文献が挙げられており、それらを網羅的に読めば参考になる事例があ…
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2022年 1月27日(木)14時49分21秒 私は北条泰時(1183-1242)と時房(1175-1240)の関係が「北条本家」と「庶家」に固定化されていたとは考えませんが、時房の子息のうち、時村(?-1225)と資時(1199-1251)が若くして出家、朝…
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2022年 1月26日(水)13時14分15秒 続きです。(p266以下)------- 当時執権となった武州・北条泰時の娘が、相州・北条時房嫡男四郎朝直に嫁す記事である。朝直は当時二十歳、すでに妻がいた。愛妻とは、伊賀朝光の息子光宗の娘で…
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2022年 1月26日(水)10時33分7秒 前回投稿で引用した部分の続きです。(p264以下) 先行研究を踏まえた星氏自身の課題設定ですね。 ------- 鎌倉期の婚姻形態や婚姻決定権などについては、実態に即した実証的研究が少ないのが実情…
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2022年 1月25日(火)11時21分46秒 星倭文子氏には『会津が生んだ聖母 井深八重―ハンセン病患者に生涯を捧げた』(歴史春秋出版、2013)という著書があって、その著者紹介によれば「1939年水戸市生まれ。福島大学大学院地域政…
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2022年 1月24日(月)21時58分56秒 山本みなみ氏の「北条時政とその娘たち」に先行研究として紹介されていた星倭文子(ほし・しずこ)氏の「鎌倉時代の婚姻と離婚 『明月記』嘉禄年間の記述を中心に」」(服藤早苗編『女と子どもの…
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2022年 1月22日(土)23時30分4秒 念のため書いておくと、前回投稿の「「牧の方」という名前もなかなかワイルドなので、あるいは彼女は乗馬が大好きの活動的な女性であり、遠乗りに出かけたところ道に迷い、たまたま出会った時政が…
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2022年 1月21日(金)13時50分40秒 >筆綾丸さん>「頼盛ー頼政ー頼朝の提携」と時政の再婚を絡めた話は、挙兵の結果を知っている後世の人間が時間を遡及させて組み立てたもので、 全くその通りですね。18日の投稿で引用したように…
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2022年 1月20日(木)22時02分35秒 「生年が判明するのは八女(頼綱室)と政範のみであり、その他の娘については牧の方が二十代で一男五女を儲け、二年毎に出産したものとした」、「牧の方腹では唯一生年の判明する八女(頼綱室)…
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2022年 1月20日(木)13時33分29秒ひょんなことから野口実氏の「伊豆北条氏の周辺─時政を評価するための覚書」(『京都女子大学宗教・文化研究所研究紀要』20号、2007)を都合三回精読する羽目になりましたが、この論文は非常に面…
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2022年 1月20日(木)11時35分21秒 山本氏は「牧の方腹では唯一生年の判明する八女(頼綱室)と政範が二歳差であることから、他の子女も機械的に二年ごとの出産と仮定した結果、婚姻時期は治承四年となった」とされます。この「仮…
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2022年 1月19日(水)12時21分16秒牧の方と「牧の方腹で貴族に嫁した」四人の女性については『サライ』サイトの山本氏の記事を参照して頂きたいと思います。京都政界に人脈を誇った北条時政の若き後妻 牧の方―北条義時を取り巻く女…
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2022年 1月18日(火)22時30分17秒 ツイッターで野口実氏が紹介されていた山本みなみ氏の「北条時政とその娘たち─牧の方の再評価─」(『鎌倉』115号、鎌倉文化研究会、2014)という論文を入手したので、その感想を少し書きます。 …
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2022年 1月16日(日)15時40分6秒 「宗教的空白」についてあれこれ考えてみたのは2016年のことで、同年の「新年のご挨拶」で「グローバル神道の夢物語」という妙なシリーズを始めるぞと宣言し、森鴎外の「かのやうに」を出発点に日…
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2022年 1月15日(土)13時39分36秒 斎藤幸平氏の『人新世の「資本論」』の最大の問題点はその愚劣な内容ではなくて、「終末論」を唱えるこのような本が四十万部以上も売れるという社会現象の方ですね。ソ連崩壊から三十年以上経っ…
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2022年 1月14日(金)12時47分2秒 私くらい『人新世の「資本論」』を熟読している読者は珍しいはずですが、ツイッターでは、私は何故か斎藤幸平氏にブロックされています。私が何か斉藤氏の気に障るようなことを書いているのでしょ…
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2022年 1月13日(木)12時13分22秒 従来のコミュニストはコミュニズムの神が貧乏神であることを隠蔽していたのに対し、「脱成長コミュニズム」を提唱する斎藤幸平氏は、コミュニズムの神が貧乏神でどこが悪いのだ、我は貧乏神が導…
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2022年 1月12日(水)10時12分48秒 日本の「ミッションスクール」は信者の拡大という「ミッション」は全然果たしていない、というのは客観的な事実ですが、ちょっと書き方がシニカルでしたかね。ただ、この事実は法的観点からは決…
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2022年 1月11日(火)13時30分57秒 >筆綾丸さん>つまらぬ大河ドラマになるんじゃないか 『真田丸』も最初はあまり評判が良くなかったそうですから、もう少し展開を見たいと思っています。ところで、週刊ポストの記事で、正確性に…
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2022年 1月11日(火)11時20分31秒 そろそろ資本主義は「宗教」なのか、というコンニャク問答は終わりにしたいと思いますが、仮に資本主義が「宗教」であるとしたら、その神はヤヌスのように、少なくとも二つの顔を持っていますね…
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2022年 1月 9日(日)18時33分14秒 図書館で『大平正芳回想録』(鹿島出版会、1983)を借りたら、「回想録」というタイトルに反して638頁の詳細な伝記で、今はちょっと全部は読めないですね。住家正芳氏の「青年大平正芳と佐藤定吉…
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2022年 1月 8日(土)21時05分1秒 私は一時期、磯前順一氏を大変な知識人だと思ってけっこう尊敬していたのですが、東日本大震災以後、磯前氏の著書に何だか違和感を感じるようになり、単著では『死者たちのざわめき 被災地信仰論…
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2022年 1月 7日(金)21時16分43秒 資本主義に「殉教者」はいるのか、とか大仰なことを書きましたが、コミュニズムと違って資本主義は基本的に体制側の理念・思想なので、「殉教者」が必要になる状況自体が考えにくいですね。 ま、…
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2022年 1月 6日(木)14時32分56秒中世史の話題は大河ドラマの進展に合わせて随時取り上げることにして、そろそろ「新しい資本主義」の問題に戻ります。正月三日、Eテレで夜十時から「100deパンデミック論」という番組をやっており…
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2022年 1月 6日(木)14時22分41秒 「姫の前」と義時の関係は、その結婚に至る経緯が「ヨシトキ君の恋バナ」として面白い上に、通説、というか私の超絶単独説以外の定説では最後に悲劇的結末が待っているので、これまた視聴者の涙…
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2022年 1月 5日(水)13時33分49秒山本氏は『サライ』サイトで、「姫の前」についても「出逢いと別れはどう描かれる? 義時の最初の正妻、絶世の美女・姫の前―北条義時を取り巻く女性たち5【鎌倉殿の13人 予習リポート】」という記…
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2022年 1月 5日(水)11時42分43秒 『史伝 北条義時』(小学館、2021)の「あとがき」には、------- 岡山に生まれ育った私は、歴史を学ぶなら京都に行こうという単純かつ明快な理由から京都の大学に進学した。ここから大学・大学院…
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2022年 1月 4日(火)16時28分10秒 「大河ドラマ愛好家」さんと私の地味なバトルはブログのコメント欄で続いていて、『公卿補任』の記載に何か問題があるようですが、今のところは先方の出方待ちです。 https://suzukikotaro.haten…
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2022年 1月 3日(月)10時29分16秒 元旦の投稿「山本みなみ氏『史伝 北条義時』(その1)」に対して、当掲示板の投稿保管用のブログ「学問空間」で「大河ドラマ愛好家」さんから長文のコメントをいただきましたので、こちらで回答…